【2006.5.17】平安時代の作である国宝「万葉集」の一巻が、上海での展示の撤収中に表具部分が損傷していることが発見されたと、国立博物館が発表した。
損傷したのは、京都国立博物館が保管している「万葉集巻第九残巻藍紙(らんし)本」1巻。上海博物館で開かれた「中日書法珍品展」に出展されていたが、4月初め撤収中に以前もあった表具の絹の裂け目が大きくなっていることが発見された。表具が傷んだところに、何らかの負担がかかって損傷部分が広がったと見られている。
「万葉集」は4月末に日本に送られ、11日に専門家による検証が行なわれたが、今後どのような補修を行なうかは、現在のところまだ決まっていない。
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